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2016/08/20

奥穂高岳一人登山 2016年08月11-13日

山の日が普通に休みになった私は第一回の記念として
奥穂高岳に登る事にしました。

奥穂高岳は標高日本第3位(3190m)、北アルプス最高峰で
もちろん日本百名山、記念日に挨拶に行くにもふさわしいお山です。

ルートによっては非常に難度が高くなりますが、
今回は一般的な涸沢ピストンで行きます。


よさげな移動手段は全てSOLD OUT。
18切符利用で地元→松本→新島々、バスで上高地へ。

当日上高地では山の日記念式典が執り行われていて、
皇太子さまご一家がいらしてました。
それにともなって普段はありえないような所にも警官がいて
物々しかったです^^;



私が到着した時には既に式典は終わっていて、
音楽隊などが帰って行く所でした。

後ほど動画で見ましたが、皇太子さまも穂高がお好きだそうで、
今回のチョイス正解だったなと思いました。





パンフレットとステッカーを頂きました。



本会場の脇にはアウトドア関連のブースが立ち並んでいて、
私はモンベル山の日限定Tシャツを買いました。


いつものビジターセンターで持参した🍙を食べる。


遅いスタートですが、各所に施設があるのを知っていて、
かつ何度か通ってますので、不安のふの字もありません。


明神も穂高連邦に含まれるのですね。

16時過ぎに横尾着とよい時間になってしまいましたので、
ここでテントを張ることにしました。


お隣もニーモ。


横尾大橋の真下です。



横尾山荘で飲み物とつまみを調達してきました。


夕食はこんな感じ。
この標高(1620m)で既に袋はパンパン。


ポイントは欲張って湯を入れ過ぎない事ですね。
写真に取るのを忘れましたが、左は牛とじ丼です。
初挑戦のボルシチもまずまずの味でした。


翌朝はドライフルーツをつまみコーンスープをすすってスタート。
ここから初めての道です。


この看板が必要なほど入っちゃった人々がいるんでしょうね。


本谷橋。


パノラマコース分岐。


朝飯前に涸沢ヒュッテ着。


涸沢カールはアルペンムード満点!

今回はここにテントを張ってデポします。
受付は午後からとの事でしたのでとりあえず場所取りしました。

ベニヤを借りて敷くので床が岩で痛いと言う事もありません。


アタックザックに水とレインを入れて出発します。
隣のテントの方は朝一で北穂高ピストン行って来たそうです。


ここからおニューのヘルメット着用で行きます。


この時間でも日差しが強く非常に暑い^^;;;

熱中症の初期症状(指先や顔面のしびれ)が出つつも
えっちらおっちら登って行きます。


ザイテングラート取り付きに到着。


私のテント見えるかな?



急登をガリガリ登って行きます。


これはけっこう嬉しい情報。


穂高岳山荘に到着。
いや暑かったぁ。


小休止して山頂へ出発。
2連梯子の所は渋滞して暫く待つようでした。


ま、まぁ凡ミスさえしなければハシゴはあった方が楽ですよね。


涸沢岳。
こっちも行けそうですね。


ジャンダルム。
こっちは行けなそうですね(笑)


槍ヶ岳。
この角度もいいですね。


登頂しました。
写真を順番に撮り合う制度?みたいのがあったので、
特別撮って欲しかった訳ではないのですが、
撮らないとここには立てなそうでしたので並びました。


常念岳。
ここから見たのが一番綺麗かも。


涸沢自体が米粒大に。


穂高岳山荘でTシャツとバッチを購入。


さて下りますか。


ほい涸沢小屋到着。


テントはこんな感じ。
ハチだかハエだか分からない虫が大量にいて厄介でした。


ラーメンと白米のシンプルな夕食。
飲み物は涸沢ヒュッテで買いました。


午後からガスって来ました。
上で晴れててラッキーだったなと今更ながら感じました。



日の出に合わせて朝食は無しで出発します。



脱力しきった所をあえて撮ってみました(笑)


横尾まで戻って来ました。


9時前に上高地着。
気温が高くなる前にフィニッシュって感じで計算通りです。


野沢菜おやきとダカラで朝食。
この環境、行程なら何食べても美味いですよね(笑)


土産の酒とクランチ。


北アルプス南部地区の遭難状況。
と言うか、いつの間にかここに書かれている主要な山全て
登頂しちゃってる事に驚きました。。。


来た時と同じルートで夕方には自宅へ帰れました。

暑いと言うのはありましたが概ね気象にも恵まれ良い山行となりました。
気象が良いのが大前提で基本を絶対に守って基礎体力があって、
高い所が極度に苦手でなければ何という事は無いルートだと思いました。

落石は下りの2連ハシゴを下った所で上から小石が降って来て
ヘルメットにこつっと当たりました。
登山中にラク!!!の叫び声を3回ほど聞きました。
必須では無いものの、無いのが原因で死ぬのももったいないと思います。

ジャンダルムは現時点では行ける気がしないとしか思いませんでしたが、
ステップアップして行く中でこの感想が変わる時が来るのかもしれません。

良い旅を!


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